ADHD?うつ? なにそれ美味しいの

ADHD・うつ病当事者が日々の経験や感じたことなどを面白おかしくマジメにつづっています。

ADHDと診断された女のカオスな半生 ~幼少期から高校生編~

現在20代の筆者ですが、高校生までの奇怪?な生活ぶりをご紹介します。

 

 

私が幼子だったころ、レーズンにドはまりしてひたすら延々と食べ続けていたものの、その後は一切食べれなくなったということがありました。

なにかにハマると集中的に食べる・物事をやり倒す・音楽は聞き倒すスタイル。それは成人した今でも変わらず、短期集中型です。その後は体が一切受けつけなくなり出来なくなるという…(-_-)

まだ幼少期は、目ぼしいエピソードはあまりないですね。(記憶にないだけかもしれないけど)。3歳児検診で引っかかっていたという話は母から聞きました。

 

 

 

うん、ここまではパンチのないエピソードですね。

小学生から徐々に頭角を現していきます。

 

 

  • 忘れ物はよくあるある。いろんな人から散々叱られてきた。

 

  • 準備や、やることなすことがいちばん遅い。家庭科でのクッション制作もいちばん遅く先生に怒られる。

 

  • 身なりにほとんど興味がなかった。洋服はちぐはぐ、お風呂も嫌いで親から促されないと入らなかった。

 

  • 勉強や宿題には興味がなく、興味のないことはあまりできなかった。学校や塾の宿題は親に促されないとやっていなかったと思う。促されてもやらない時もあった。塾のはほぼやっていない。

 

  • 習い事をいくつかやっていたがどうしても飽きてしまうため3年以上続くことはなかった。

 

  • 外で遊んでいた時、手に持っていた自転車の鍵を意味もなく草むらに投げる。ちなみにその後は見つからなかった。なぜ投げた。

 

  • クラスメイト皆に厚紙で作った天使の輪をかぶせる。音楽の美人な先生に紙粘土で作ったう○こをプレゼント。(意味不明)

 

  • 思ったことを言ってしまう。失言のオンパレード。

 

  • 好きな先生の知りえた情報をノートにまとめる。学校外でもストーカーしていた。また、年賀状に書いてあった住所をもとに家を特定、休みの日に先生の家に押しかけテンションが爆上がりし自宅前での床で叫び寝転がる。(意味不明)

 

  • 上記の好きな先生とよく話していた女の先生に嫌がらせの手紙を渡したりした。担任からかなり叱られた。(執着心がかなり強かった

中学生くらいまで、多少の自制は効いていたものの、好きな先生への執着(ストーカーまがいの行為)はやめられませんでした。

 

本当に意味不明な言動が多すぎて、クラスメイトや先生から「変人」と呼ばれていました。ちなみに浮いていたし、高学年の頃はいじめられていました(転校したのといじめられていた子をかばったていたのが一番の原因ですが、たぶん)。

 

そして余談ですが、私人懐っこい人間で従順な部分もあったと思うのです。その性格が災いしてか、低学年の頃に男の担任から性的被害を受けたこともあります。

世の中、皆がいい人だとは限らないのだと学びましたね。それから人(特に男性)への警戒心が強くなりました。

 

 

・・・と、こんな感じなので予想はつくと思いますが、華のJC・JK(中高生)時代は

ぼっち!クラスで浮きまくり!

スクールカースト最下位☆(笑)

 

いやー、きつかったです。中高一貫校だったので6年同じメンツだし、中学1年生からクラス内で浮いていましたので居心地は最悪でした。

「2人1組になってください」とか「グループになってください」と先生から言われるのが怖くて怖くて…。だいたい余って先生と見本役させられますし。

おまけに、私という人間がよく分からない存在だからか、クラスメイトはキツく当たってくることも多くて、辛くて本当に学校をやめたかったです。幸い不登校にはならなかったのですが。

そんなこんなで年齢の近い人は今でも苦手です。ブルル・・・

 

 

 

学校生活はというと、小学生の頃と似た感じで、

 

  • 宿題は後回しにしてしまう。夏休みの課題は8月31日近辺にやり始める。

自己採点のため回答のついているものは写した。それっぽく間違ったことを書きつつ、○と×の比率を4:1くらいにしつつ、自然な仕上がりにして提出。

 

  • テスト前に勉強の計画を立てるように学校から言われるが、計画通りに勉強が進むことは全くなかった。優先順位を立てることが私には難しかった。

 

  • テスト勉強も数日前に焦り出して始めるため、結果はだいたい40点以下。追試や補習の常連でした。

 

  • 忘れ物は変わらず多い(特に定期券は何度忘れたか…手提げのお弁当入り袋も何個忘れ何度なくしたか…)

 

  • 美術の作品作りにこだわりすぎて提出が遅れ怒られた。基本、物事をやるのが遅い。こだわりもやや強い。

 

  • 失言をして人間関係がゆがむ。

…などなど。

 

さすがに高校生になると服装にも気を使いだし(お風呂は嫌いですが)、人類初☆モンキーパークに送られる直前くらいのハイテンションも落ち着きだし、ストーキングも減り、徐々にヒトへと進化してきましたが、よくADHDの特徴に挙げられる点は相変わらずでした。

 

 

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ここまで面白可笑しく綴ってきましたが、こんな感じで生きてきたので、結構人から怒られることは多く、嫌われることも多く、上手くいかないことも沢山あって「なんで他の人よりも上手くできないんだろう」と自信をだんだんと失っていきました。

人間関係がことごとく上手くいかないのも当時の私には何がいけないのか全く分からず、徐々に人が怖くなってしまいました。

 

ようやく、人と何かが違うとはっきり違和感を感じ始めたのは高校3年生。

 

親には気にしすぎじゃないかと言われましたが、何度も相談して大学病院で知能検査(WAIS-4)をしてもらうことになりました。

検査結果は、IQ(知能指数)は平均値で、ほかの検査数値のバラつき(数値に差があればあるほど生きづらくなる要素が高まるようです)はやや幅が大きめのところがありましたがその時は問題ないと言われ検査は終わりました。あまり腑に落ちなかったのですが、しぶしぶ納得。

 

大学に進学してから状況は一変します

続きはまた次回。