ADHD?うつ? なにそれ美味しいの

ADHD・うつ病当事者が日々の経験や感じたことなどを面白おかしくマジメにつづっています。

効果あり!仕事中でもストレスをうまく和らげる方法

 

時は令和、ストレス社会。

皆さん、何かしらストレスを抱えて生きていることと思います。

 

 「お疲れ気味の馬」の写真

 

私も日々ストレスとの戦いなので、いかにストレスを緩和していくか研究しています。

 

その中で、他の人からヒントを得て編み出した(?)、うつ病の筆者が実践しているストレス解消法を紹介します。

 

 

 

 

はじめに

 

いきなりですが、

”イマジナリーフレンド”って知っていますか?

 

 

直訳すると、「空想の友達」という意味になります。

 

少し前に「世にも奇妙な物語」で題材にされていたので

知っている方もいるかもしれませんね。

 

 

以前、SNS

脳内におかまバーの人を住まわせて(想像で生み出して)、グチを聞いてもらうと元気出る~

といった書き込みがあるのを見て、

 

 

友人の少ない私は、グチを吐き出せる人がいなかったので

ストレス対処法の一環として

こりゃいいアイデアだ!

と思い実践してみました。

 

 

"イマジナリーフレンド"ってなに?

 

イマジナリーフレンドの定義は

「目に見えない人物で,名前がつけられ,他者との会話の中で話題となり,一定期間(少なくとも数ヵ月間)直接に遊ばれ,子どもにとっては実在しているかのような感じがあるが,目に見える客観的な基礎を持たない。

物体を擬人化したり,自分自身が他者を演じて遊ぶ空想遊びは除外する。」

犬塚峰子・佐藤至子・和田香誉 『想像上の仲間 文献の展望』 精神科治療学 5(11), 1013-1015, 1990. 

 

 

主に子供の頃にみられる現象のようで、病気ではなく自然な発達過程のようです。

年齢を重ねると自然に消えていきます。

 「ぬいぐるみを離さない娘」の写真

遊び相手になったり、

ストレスを和らげたり

社交性・コミュニケーション能力を高めたりといった効果や影響があるようです。

 

時に、悪さをすることもあるようですけどね。

 

 

大人の場合のイマジナリーフレンド

 

本来、イマジナリーフレンドというのは幼少期に意図せず現れる現象のようなので、

大人が意図的に作りだすイマジナリーフレンドは「タルパ(=化身)」と呼ばれるそうです。

 

タルパは「長い月日をかけて、訓練をして呼び起こせるようになるもの」のようです。

 

 

でも、ここではそんなに重く真剣なものではなくて、

気軽にストレスを和らげるのための1つの考え方・ストレス解消法

 

自分を支え、励ましてくれる存在

としてみていけたらと思います。

 

 

この記事内では(個人的に”タルパ”ではピンとこないので…)イマジナリーフレンドと書かせてもらいます。

 

 

どんなイマジナリーフレンドがいいのか

 

筆者の場合は、関西の明るいラフで話しやすい感じの人がよかったので

大阪の女の人(イメージは元宝塚歌劇団の紅ゆずるさん)を想像して頭に入れています。

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ぱっと思い浮かべて話しやすい、自分がピンとくるもので良いんじゃないでしょうか。

 

 

爽やかなイケメン、おかまバーのキャストさん、マツコ・デラックス、関西人、芸能人、お医者さん、カウンセラー…など、無限です。

 

人に限らず、ぬいぐるみ、人形、動物、架空のオリジナルキャラクターなどなど。

 

自分の分身でもよいと個人的には思いますが…

(自分を一番理解してあげられるのは自分だからね)

 

 

実際にイマジナリーフレンドにグチってみた

 

辛かった時期は「大阪のひと」というイマジナリーフレンドを想像で生み出して、

人には話せない些細な傷ついた出来事を話して聞いてもらうということをしていました。

 

 私がイマジナリーフレンドに話しかけるのは、歩いている時、仕事が終わった後、寝る前など一人になった時間

 

 

頭で想像することがあまり得意ではないので、

フレンドの見た目の想像は特にせず(声色のみ)、声だけでの会話をしています。

 

ねぇねぇ、聞いてよ…さっき嫌なことがあったの

ん、どうした?何があったん?

と、会話を進めていきます。

 

 

アドバイスが欲しい時もあるのですが、基本的にはグチを話し、”傾聴”してもらうスタイルです。

 

 

今日ね、職場の苦手な人に色々言われて落ち込んだ

やなこと言われたんだ。なんて言われたん?

「早くして」とか「〇〇って~だよね」って嫌味っぽく言われたり…

 

ストレスを吐き出す&自分の頭の中なので、

社会・ネットの中のように正論を言って自分をさらに傷つける必要はないよ

 

 自分に否があったとしても、まずは話を聞いてもらいましょう。

 

そうだったんか、それは嫌だったなぁ…ソイツもうちょっと言い方っちゅうのがあるよなぁ

 

表現が荒くなってもいいんです、

自分の頭の中なので(大切なことなので2回言いました)

 

じゃあ、ソイツを見返すためにちょっとこーしてあーしてみたらどうや?

 

「でも自分が〇〇だったんでしょ?」とか「どうせアンタが〇〇でこうなったんじゃないの?」

とネガティブなことを言わせてはならん。

 

厳しく言うのは他人の仕事、

褒めたり慰められるのは自分自身の仕事だから。

 

  

グチを吐き出してみた結果・効果

 

こんな感じで毎回グチや嫌だったことを聞いてもらうのですが、

 

イマジナリーフレンドと会話をしていくうちに自分の心の中が整理されていって

 

何が嫌で傷ついてしまったのか

その時どんな感情を抱いたのか

相手がどういう気持ちでそういう言動をしたのか

 

といった心理・心境などが浮かび上がってきます。

 

 

自分の感情がごちゃごちゃしている時は「もやもや」した気持ちですが、

整理されるともやもやが解けて気持ちがスッキリしてきます。

 

 

 実際にこの方法をやって、

落ち込みが和らいだことや気分がスッキリしたことが筆者のストレス解消法研究メモに残されています。

 
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(すごくお口が悪いですね、、皆さんは頭の中のダークな部分は晒さないように・・・)


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(背景が黒いですがデスノートではないですよ)

 

 

人の心=コップ

 

話は変わりますが、こんなイラストを見たことがありますか? ↓

 

引用:スマレビ HR ONLINE (hrm-service.net)

 

このイラストのコップは一人一人が持っているストレス耐性を表しています。

大きさは人それぞれ違います。

 

日々受ける”ストレス”というが注がれて、あふれてしまうと病気や症状として出てしまうんです。

 

 

でも、コップに"ストレス解消"というが開いていて、うまくストレス解消が出来ていれば精神は安定します。

 

 

人間を含む動物って、おしっことかうんちとか出しますよね。

でも、おしっこを我慢すると膀胱炎に、うんちを我慢すると便秘に。

 

 

それと一緒で、出てくるものを我慢して押し込めたら病気になっちまうんです。

 

 

私のように、気軽に相談できる相手がいない方は、

この方法を試してみるもよし、日記という名の”デスノート”を書くもよし。

 

 

溜めちゃあいけない。

とにかくストレスを発散させるんだ‼

 

 

人に話せない悩みでモヤモヤ…イマジナリーフレンドにグチってみよう

 

家族や友達、周囲の人に恵まれていて

気軽に相談できるよ!

って人は、この方法はあまり必要に感じないかもしれません。

 

 

でも、

別に嫌なことを言われたわけではないけど、なんか心に引っかかるような

 

かといって人に話したら笑われてしまいそうな

 

自分でもしょうもないと分かっている傷ついた出来事

 

 

 

話せる人がいる人もいない人も、

そんなちょっとした、しょうもないことで傷つくことってありませんか?

 

 

 

そんな些細な出来事も笑わずに、

イマジナリーフレンドはちゃんと受け止めてくれます。

 

「おいでよブタさんウサギさんウマさんネズミさん」の写真

 

参考にさせて頂いたサイト様

 

 

☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ

 

最後まで読んでくれてありがとう。

 

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