〈うつ病〉面接当日に履歴書を駅前のベンチで書いた話
数年前に看護大学を退学し、就職先を探していた頃のお話。
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学校のハードワークについていけず、
体調を崩して何度か休学したり、大学生にして不登校になった筆者。
大学を辞める直前は実習に行っていたのだが、
それはそれは無気力がひどくて、
精神状態は良くなく、表情も死んでいた(らしい)。
そんな状態で実習を続けるのは不可能と判断し退学。
学校を退学したと同時に、突然に就職活動が始まってしまったわけだが、
無気力がひどくて文章が頭に入ってこない、就職活動に必要な適性試験*1の勉強もやる気にならないなど、
うつの症状がひどく、
その時の就活はかなり苦労した。
当時、親はまだ精神疾患に理解がなくて、「やるしかないでしょ!」
「気持ちの問題だよ!」と根性論をずっと唱えており、
現在のように、家でゆっくりすることは出来なかった。
親があまりにも就職活動をするようにしつこく言うので数件受けたが、
しゃべるのが苦手な私は
面接用に毎回セリフを考える必要があるのだが、そんな気力はなく、
面接に持っていく履歴書も自宅で書いてこれなくて、面接当日に面接先の最寄り駅のベンチで膝に乗せて書いた。
面接に行くのもしんどくて、
「面接先に着いた、頑張ったね!」「面接無事終わったよ、頑張った!」と自分を鼓舞して行っていた。
辛くて、しんどくて、気分も不安定だったので、自宅に帰ってから涙を流すこともあった。
当然、面接試験は準備不足でボロボロに落ちた。
でもその後、
就職エージェントという就活の面倒をみてくれる民間サービスに登録し、
サポートしてもらって、何とか福祉施設に就職することができたのでよかった。
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当時の日記には、
頻繁に「どうしたらやる気が出るのか分からない」と書かれていた。
もうこのままずっと無気力なのかな…と絶望感に浸り、辛い時期だった。
・・・と昔の日記を読み返して、
そんなこともあったなぁと思いだした筆者でした。
今は通院して薬も飲んで、無理せず生活しているので無気力はなくなりました。
調子悪い時は、無理に就活しないで休んだほうがいいよ、
辛いし空回りする可能性大やからね。
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ
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*1:性格検査と能力検査を合わせたテスト