ADHDと診断されたきっかけ 〜「私って周りとなんか違う…」〜
「私、他の人となんか違う…」と感じたのは高校3年の受験期の頃でした。
指定校推薦*1で、
試験が面接と小論文だったのですが、
周りは練習が上手く出来ている(と思っていた)のに、
私は何度かやるけどなんかうまくいかない。
この頃に自分と他人との能力差があることに気が付いて、
私は努力しないと人並みにならないんだ
と察し、
朝早くから学校に行って受験の練習をしていました。
他にも「自分は何かが違う」と感じた些細なことがあったかもしれません。
それがADHDの診断を受ける最初の一歩でした。
親には、
なんか人と違う気がする・・・病院に行って検査したい
と何度か相談してみたものの、
気にしすぎだよ、大丈夫だって
と言われ、真剣には取り合ってもらえませんでした。
でも結構悩んでいたので、
病院に行って検査をしてみたいと必死に何度か頼みこんで、
ようやく知能検査を受けることができました。
検査結果はIQは平均値、グラフに多少の上下がありましたが*2、
心理士さん(言語聴覚士さんだった気が…)には
このくらいなら大丈夫ですよ
と言われてしまい、
親もそうですよね~とあっけなく終了。
納得のいかない状態でいったん幕は閉じます。
☆★☆★
その後大学に進学し、
勉強が忙しくなってきた頃、
再び問題が発生。
まず、やることの優先順位がつけられない
そして提出物を後回しして終わらない
講義に必要な事前課題が仕上がらずグループワークに参加できない
実習中はさらに疲労が溜まって課題の進みは最悪で先生に怒られる
グループワークでも自分の考えが頭の中でうまくまとめられず伝えられない
グループメンバーとの関係が悪くなる
・・・など、問題がたくさん出てきてしまいました。
高校時代に引き続き、大学生時代も、
なんで自分は、周りの人よりもうまく出来ないんだろう…
と悩み続けていました。
☆★☆★
結果、大学在学時に体調を崩してメンタルクリニックへ。
診察では「抑うつ状態」と言われ、
かつ、「発達障害の可能性もある」と医師に言われました。
やっぱりそうだったか・・・
と、確定診断ではなかったものの、
少しほっとした気持ちでした。
☆★☆★
その後、大学を中退し就職します。
ですが、就職した仕事でも体調を崩して再び病院へ。
通院先も大きい精神病院に変え、本格的な通院を始めました。
そこで再び知能検査を受けました。
高校生の頃に受けた検査結果と大差はありませんでしたが、
・ADHDの特徴に当てはまること
・グラフに上下の差があること
を今回は認識され、
ADHDの診断が下りました。
検査・診断を望んでから数年ほど掛かってしまいましたが、
診断された今は原因が分かり、
良かったなという安堵の気持ちです。
☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ
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